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パリで、日本の文化と美をつたえる。
コンテンポラリーアート集団IZAのパリ公演。今回参加したアーティストはピアニスト、コンテンポラリーバレエダンサー、画家、メイクアップ、ジュエリー、書家、茶道家、映像クリエイターの私を入れて、総勢9名のメンバーがパリに集合してフランス・パリ日本大使館ホールにて公演「無・生・円」ー無から始まり、無に還るーを開催した。10月のパリにロンドンからひとり列車で入国した私は、ギリギリまでずっと映像を撮っていた。もちろん公演演出で使うためのもの。公演の導入部分で、お客様を一気にフランス・パリからロンドン〜大阪〜京都へと映像は逆回しされて、京都禅庭の静かな世界へと誘った。日本に興味があるオーディエンスで用意された60席はすべて埋まり、日本の美を伝えるために集まったアーティストたちが無から美を創生した。パリのオーディエンスと日本との円(縁)を繋いだ90分。和紙の壁に映像を写すことに正式に決めたのは前日の設営後のこと。ホールにもう少し奥行きがあれば、映像を大きくできたので(日本の地へのトリップ感が増したと思われて)今回はプロジェクターとの距離が短く、少し残念に思う。だけど行かないとわからないことが多い海外公演だけに、やれることはすべてやった。ルーキーのようにワクワクと、新しいことにいつまでも挑戦することが今の私の課題です。日頃、制作者側で表舞台に立つことがない私も黒留コートを羽織り、少しだけ最後の挨拶で表に立たせていただきました。2017年10月18日公演開催。*写真ギャラリーは自動スクロールスタイル、マウスを上に置いてお楽しみください。写真上でクリックすると説明が読めます。
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